2018年バスク旅 ⑪ビルバオ観光〜旧市街と新市街のバル巡り&グッゲンハイム美術館〜
Zazpi kaleak/Casco Viejo駅を適当に出るとおそらくMiguel Unamuno広場へ出ました。ここから評判のいい「Gure Toki」というお店に行きたかったのですが、この広場に「Gel Toki」というお店があるので間違えそうになりました。
googlemapを印刷した地図を頼りに15分くらい迷いながら街を散策。ビルバオはサンセバスチャンよりも都会なので人も多く、なんだか疲れてきてしまいました。
なんとか「Gure Toki」へ到着!やっぱネット評価の高いところは混んでますね!
でも、美味しいものは食べたいので、カウンターに近づきつつタイミングを見計らって白ワインとピンチョスを手差しで注文。注文したものが出てきたらその場でお会計をしました。ピンチョスの種類も数も豊富です。
BACALAO(タラ)メニュー多し。
見た目も面白いし、1つ1つのボリュームが多めな印象。
そんな中、私達が注文したのは2種類。イカに詰め物をしてゲソフライをトッピングしたものと、バスク地方のイディアサバルという羊の乳から作るチーズを使用したスープ。味は勿論美味しかったけど、サンセバスチャンでは温かいものを食べることが多かったので、イカのピンチョスが冷めているのが残念。チーズスープは温かくてまろやかな味わいでした。羊チーズだけど、意外にクセが少なかったような気がします。
白ワインを2つ、イカのピンチョス2つ、チーズスープ1つで12€でした。なぜか伝票はチャコリになっている。
次は新市街のバルへ徒歩約15分で移動します。移動途中にスペインの高級デパート「El Corte Ingles」があるので、時間があれば立ち寄りたかった!
クリスマスツリーの頂上に光が射している!
そんなこんなで迷うこともなく新市街にある目的のお店「La Vina del Ensanche」へ到着しました。やっぱりここも評判がいいのでめちゃめちゃ混んでる!いやー、みんなが昼から気軽に飲んでるこの雰囲気いいですね。
カウンター付近が空くのを待ち、すかさず場所取りをし、小ビール(スリート/Zurito) 1.4€を注文。
このお店はとにかく生ハムが美味しいと事前に教えてもらっていたので、目の前にあったパンコントマテに生ハムがのったものを注文しました。
友人は今まで食べたピンチョスの中でこれが一番美味しく、生ハムとソースのコンビネーションがいいと絶賛していました。私は想像通りの美味しさでした。またしても勝手にとろける生ハムを期待してしまったのです。
後から気付いたのですが、この店はホセリートという会社が製造している有名な生ハムとフォアグラとフルーツのソースと合わせたピンチョス(4切れセットで12€)を注文するのがマストなのに、私は目の前に作り置きしてあった普通の生ハムのピンチョス(1切2€)を食べていたのです!看板メニューを注文出来なかった痛恨のミス!!ただ、どのメニューも美味しかったですよ!ピンチョスでなく、生ハムのスライスを頼んでいる人も多かったので、切りたてを食べるのも良さそう!
その他にカリジェラ(carrillera)という牛ほほ肉の煮込み3.5€も注文。今回の旅で一度は食べたかったメニューです。お肉が柔らかくてソースも卒なく美味しい!
パタタス ブラバス(patatas bravas)というトマトやパプリカをベースにしたピリ辛ブラバソースのついたフライドポテト5.5€も頼みました。過去何回か食べたような角切り揚げじゃがに赤と白のソースがかかったものでなく意外でした。そして、他のメニューに比べて何故かこれだけ高くないか?ボリュームあったけど。なんて良からぬことを考えながら、揚げ物とビールがとても合うので小ビールを追加しました(笑)。
合計18.6€。バスク地方のバルは1人10€あれば十分にちょい飲み出来ちゃうのが最高!
お腹が満たされたところで、約15分歩いてグッゲンハイム美術館へ向かいます。いたいた!ワン公。
ワン公に近づくと、口からヨダレが垂れてきます。
ここに着いたのが16時くらい。18時にホテルに戻ってタクシーで空港に行くには時間がまだ余っていたので、外観だけ見る予定でしたが1人13€で美術館の中へ入ることにしました。展示は・・最終日で足の疲れがピークに達してゆっくり味わえず、椅子に座ることが多かったです。
美術館を出た後は、最後に2件スーパーに寄ってお土産を買いつつホテルに向かいました。1軒目は最寄りのEroskiに向かう途中にあった「BM」というスーパー。アリオリソース(にんにくマヨソース)の種類が色々ありました。
スープが好きなので、クノールが気になる。アスパラガスとシャンピニオン(きのこ)のスープの粉末を買ったのですが、どこかで紛失してしまいました。
このスーパーで購入したのはグリーンピースとスープの素2つ。スペインで食べるグリーンピースが日本で食べるものと味が違う気がして面白かったので、小さい缶入りのものを買ってみました。
スーパー安い。4つ買って3.53€。
2件目は「BM」の近くにある「Eroski」です。旅の最後にシドラを1本だけ買おうと決めていたのですが、種類が少なかった。午前にPRIMARKに行った時に併設されているEroskiの大型店で探したらもっとあったのかな。とりあえず、栓が加工されていてそのままバスクっぽく上から注げるようになったものを購入。
EROSKIのオリジナルブランドなんですね。
1.75€で1本買えちゃうなんて・・。
スーパー立ち寄り時間を除くとグッゲンハイム美術館からホテルまでは徒歩15分くらいでした。ホテルに18時頃に到着し、荷物を受けとり、タクシーをお願いしてから20-30分ほどで空港へ着きました(30€)。空港にて余った小銭でお菓子を購入。生ハム味のポテチはもはや定番土産なのかな。チートスの形が日本と違う!
ビルバオ空港からは20:20発のエールフランス利用、パリ乗り継ぎで19:25羽田空港着の便で帰路に着きました。ビルバオ空港は小規模でおそらくシェンゲン協定により出国審査が無かったので、チェックインをしてからセキュリティチェックをしてゲートに向かうまでの時間は今回おそらく30分以内で楽チンでした。
しかし!ツアー会社がアレンジしたフライトを確認すると、パリ着が22:20で羽田行きの便が23:20発なので、賞味1時間くらいしか乗り継ぎ時間がない!不安で事前にツアー会社に乗り遅れたらどうなるか確認したのですが、エールフランスは乗り継ぎ可能としているチケットなので、航空会社のフライトの遅れなどの都合で乗り継げなければお金はかからないが、空港で迷ったなど自己都合だとお金がかかるとのこと。これは不安です。
結局、パリで飛行機が着陸した後、我先にとバスで到着と出発のゲート間を移動し、電光掲示板で確認しながら指定の乗り場へ行くのですが、途中で出国審査があるし、荷物チェックもあるし、乗り場の場所の案内表示がなくて適当に探すしかなかったり、人に聞いて乗り場の階が違うってなんとか知ることができたり、時間がない中で焦りながらこなすのは大変でした。
同じ羽田行きのフライトに乗るっぽい外国の方も結構不安そうで、ゲート間移動のバスではお互い行き先を確認しあったけど、途中で私たちとは別の方向に急いで向かって行ったので、心配でした。やっぱり乗り継ぎは2時間くらい欲しいな!でも、なんとかなったので終わりよければすべてよし!
憧れたバスク地方は、山あり海あり川ありの自然豊かでのどかな場所でした。人が真面目で優しく、食べ物も美味しい。我がバスク旅行に悔いなしです!