静岡県裾野市「景ヶ島バーベキュー」で最高の鶏肉を食らう
無類の鶏好きな私。
今まで鶏を食べ続けたきたけれど、この店以上にリピートしたお店はない。
思い出のある場所なので、過剰評価な部分があるのかもしれない。しかし、鶏好きなら一度は訪れてみて損はないのでは無いかと思う。
この店で鶏を食らうならこの2択が断然お勧め。
・景ヶ島唐揚げ(1,100円)
・総合セット(1,850円)
「景ヶ島唐揚げ」は若鶏の半身を約6個にカットし、薄衣を纏わせてカラッと揚げている。素揚げに近いイメージ。これで1人前1,100円です。最高のボリューム。
ほんのり塩胡椒が効いているような味で鶏自体の味がよく分かる。レモンを絞って熱々の状態で頂きたい。この唐揚げにかじりついた時のカリッという食感が堪らない。ここで使用している鶏をどこで仕入れているのかは知らないが、朝挽きしたのではないかと思うような新鮮さを感じる。そして、ブランド鶏のように弾力があるとかコクがある代物では無いが、淡白で癖や雑味のないスッキリした鶏の味わいは最高。
「総合セット」はバーベキューメニュー。若鶏・野菜・豚ホルモン・おにぎり2個・漬物・味噌汁のセット。若鶏の半身を3つにカットしてもらい、大ぶりの鶏を楽しむのが私の定番。大ぶりな鶏は焼くのにかなり時間がかかるので、セットの豚ホルモンを焼き、別注の唐揚げをつまみながら焼けるのを待ちたい。
これは豚ホルモン。タレが絶妙。脂が少ないので、ホルモンの味や歯ごたえを感じることが出来る。脂こってりが好きな人には牛ホルモンもお勧め。
写真は総合セット2人前を注文し、鶏を4つ焼いてしまった後の皿。本当はこの皿にドーン!と迫力のある鶏が盛られている。
焼いてしまった鶏はこちら。
before
after
焼けた頃におにぎりと味噌汁を持ってきてくれる。おにぎりの具は小粒の梅干し。ここでは焼きおにぎりにするのが乙だ。みそ汁の具はワカメだが、汁はあさりのだしのような味があり、うまい。
鶏を実食すると言葉はいらなくなる。一心不乱に貪りつけばいい。硬くも柔らかくもない肉質が食べやすいし、食べ応えもある。鶏自体も勿論最高にうまいのだが、セットで付いてくる自家製のタレも最高にうまいので、たっぷりかけるのがセオリー。最高+最高はなんと言えばいいのだろう。
ちなみに店内は大衆的な雰囲気で、脂っぽい匂いがする。カウンター席、座敷とテーブル席がある。「TOO YOUNG TODIE!」という映画のロケ地になったらしく、サインがいくつか置いてある。家族経営なので、子供がカウンター席や座敷で夕飯を食べていることもあり、非常に家庭的だ。この雰囲気が苦手な人もいるかもしれないが、私は好きだ。
もしこの店が無くなってしまったら、私は本気で泣くだろう。それくらい最高の鶏肉が食べられる私にとって最愛のお店。